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●2004.9
9/1 運動会の準備
いよいよ運動会シーズンです。お子さんの運動会もあれば自治会の運動会もあるでしょう。今年の参加種目は何を選びますか?
運動会で必ずというほど起こるのが「怪我」です。外傷もあれば障害もあります。準備して参加しましょう。どんな種目でも今日から準備。8月号の毎日メールでご紹介しましたがストレッチは毎日行ってください。

9/2 運動会の準備その1
皆さん、今日もストレッチを行ってください。
同時に大事なのが足腰を少しでも動かしておくことです。日常的にウォーキングを始めましょう。
*主婦の皆さん→買い物は自転車か歩きで行きましょう!
*通勤の皆さん→エスカレーターではなく階段を使いましょう!たまに一段抜かしでね。

身体を動かしたら場所を選ばずストレッチですよ!ケアが大事です。
9/3 運動会の準備その2
皆さん、今日もストレッチを行ってくださいね。
さて、運動会といえば「綱引き」などの力勝負であるパワー系、「リレー」「二人三脚」などの瞬発走力系、「騎馬戦」などのコンタクト系が代表的種目でしょうか。
どの種目でもまず大事なのは体幹部のトレーニングです。ストレッチ、日常的なウォーキングに加えて腹筋を行いましょう。

9/4 運動会の準備その3
運動会で怪我をしない体作りの為に・・今週は具体策をお送りしています。
1) 毎日のストレッチング
2) 日常的ウォーキングの薦め
3) 腹筋トレーニングの習慣化
9/5 運動会の準備その4
運動会の準備ぐらいならトレーニングジムに行かなくても日常生活で十分トレーニングが出来ます。体幹部と併せてお薦めなのは上体のトレーニングです。
こんなことやってみてください。なお、高血圧の方はやめておきましょう。

9/6 運動会の準備その5
上体のトレーニングで一般的なのは腕立て伏せでしょう。息を吐きながらゆっくり上体を持ち上げてください。 肩のストレッチも併せて行ってください。

9/7 運動会の準備 その6
上体のトレーニングでパートナーがいればこんなこともお薦めです。

* ハンドタオルを2本用意しそれぞれ端を交差してもちます。
* ぐいぐい!と交互に引っ張り合います。
* 注意することは「むきにならないこと!」動作を確認しながら行いましょう。
* 相手のバランスを崩すくらいの気持ちで行います。膝を上手に使ってリズミカルに行いましょう。回数は特に決まっていません。

9/8 運動会の準備 その7
運動会の準備トレーニングといったら体幹部・上体のトレーニング・・でも!なによりやらなくては!と思うのは下半身のトレーニングですね。
こんな感じでスクワットはどうでしょうか。下半身のストレッチも必ず併せて行ってください。

9/9 運動会の準備 まとめ
1)毎日のストレッチング
2)日常的ウォーキングの薦め
3) 腹筋トレーニングの習慣化
4) 上体のトレーニングの習慣化
5) 下半身のトレーニングの習慣化
* 習慣化というのは私が決めることではありませんが、1日おきぐらいと考えてください。筋肉は使ったら休ませなくては成長しませんし疲労は怪我の原因となります。
さあ!それでは皆さん、張り切って運動会に参加しましょうd=(^o^)=b
9/10 運動する人は老若男女問わず「アスリート」です。
昨日まで「秋の運動会に出場するための準備」を簡単に書いていました。それを皆さん各自が辛くない程度に繰り返し行っていただくことが大切です。
私は老若男女問わず「運動しよう」ということに取り組むなら、その時点で誰でもアスリートだと思っています。だから「たかが運動会出場」でも、「ダイエットのために運動する」でも、それをやろうとする方はアスリートの自覚を持っていただければと思っています。
オリンピックを目指す人だけがアスリート・・ではありません。
9/11 運動する人は老若男女問わず「アスリート」です。
100mで10秒台を出す人もアスリートですが、大腰筋を鍛えて転倒しない歩行に挑戦する普通の中高年もアスリートだと私は考えます。
どんな場合でも、真剣に取り組み、楽しまなくては希望通りの結果を出せません。どうやったら真剣に取り組む事が出来、楽しんでもらえるか・・それを考え、プログラムを提供するのが私たちトレーナーの仕事です。栄養士も一緒ですね。
ですから相手がオリンピックに出る選手でなくても私たちトレーナーや栄養士は「目的を持って運動する」人たちと真剣に向かい合うことが大切だと思います。
9/12 運動する人は老若男女問わず「アスリート」です。
この私の考えはなかなか理解されないようです。医者も保健師も・・そしてジムに来る人にも最初は理解されないようです。皆、笑います。
私の言っていることは管理されたプログラムで個人を缶詰にするということではないのです。もちろんオリンピックに出る人にはそういったことが必要な時期があります。科学的なトレーニングをしなければ、決して気まぐれだけでは結果は出ないのです。
9/13 運動する人は老若男女問わず「アスリート」です。
私の言いたいことは・・運動する=身体を動かす=代謝を向上させる=QOLが向上する・・それは人生を変えるに匹敵する真剣勝負だということです。
それには辛いこともあれば楽しいこともあるわけで、この点に関してはオリンピック選手もおじちゃん・おばちゃんも皆同じなのです。
9/14 運動する人は老若男女問わず「アスリート」です。
運動する=身体を動かす=代謝を向上させる=QOLが向上する・・それは人生を変えるに匹敵する真剣勝負だということです。
おばちゃん・おじちゃんも谷亮子選手も運動して人生の何かに挑戦するなら、それはもう、みーんなアスリートです。
ほら、だから運動会準備トレーニングもダイエットトレーニングも転倒予防トレーニングも・・始めたあなたは「アスリート」です。真剣にやればちゃんとご自身也の金メダルがとれますよ。頑張りましょう!あわせてそれに関わるトレーナーや栄養士もしっかり頑張りましょう。
9/15 運動会の食事
今月は「運動会シリーズ」を書いています。
1週目・・運動会参加のための日々のトレーニングについて
2週目・・運動会でもダイエットでも目的を持って運動する人は老若男女関係なくアスリートである!それなりの心構えをもって臨みましょう
3週目・・今週は食事のあれこれです。運動会の食事についてアンケートをとってみました。そのご報告は明日から・・。
9/16 運動会の食事
運動会に持っていくお弁当の主食で人気なのは「おにぎり」でした。
好きな具1位:しゃけ
    2位:焼きタラコ
    3位:昆布
    4位:おかか
    5位:梅干
    その他:シーチキン

私は半生の焼きタラコが大好きです。どの具も疲労回復に一役買ってくれるものばかりで
すね。残暑・湿度などを考えると塩気のあるおにぎりは最高の主食でしょう。
最近の私は「ワカメおにぎり」「ウナギ混ぜおにぎり」「鶏のから揚げ入りおにぎり」なども好きです。
9/17 運動会の食事
昨日は「おにぎり」の話をしました。私の最近のお気に入りは「ウナギ混ぜおにぎり」です。
七分付き米でご飯を炊きましょう。歯ごたえがあって美味しいです。

「うなぎ混ぜおにぎり」
1. うなぎの蒲焼をレンジで暖める。刻んで「蒲焼のたれ」をたっぷりまぶす。
2. 山椒・刻んだうなぎ・練り梅・青じそ・「蒲焼のたれ」を炊いたご飯にまんべんなくまぶす。
3. おにぎりをにぎります。焼き海苔で巻くと美味しいです。
9/18 運動会の食事
運動会のお弁当主食の人気第一位は「おにぎり」でした。
では他の主食はどうなのでしょうか。やっぱり次にくるのは「パン」です。
《好きなパンは・・》
*くるみパン
*サンドイッチ→ハムカツサンド。卵+シーチキンをマヨネーズで和えたサンドイッチ
*もちもちしたパン
*サンドイッチ→食パンにジャムをはさみ、ラップでくるくると丸めたパン

美味しそうですね。私はパンもおにぎりも両方用意します。なぜなら・・・
9/19 運動会の食事
午後一番の種目に出場するなら早くエネルギーに変わってくれる炭水化物も必要なので私は炭水化物を数種類用意することにしています。
こんなときは生クリームでフルーツをサンドした「フルーツサンドイッチ」がお薦めです。
前日の夜作って冷凍しておきます。
お昼には自然解凍されて食べ頃です。生クリームはほんのり甘めで・・。気持ちもなごみます。具のお薦めは缶詰のフルーツです。
息子の学校では「お菓子は禁止」なので、このサンドイッチが「お菓子」の代わりにもなるんですよ。
9/20 運動会の食事
運動会のお弁当ではどんなおかずが好きでしたか?の回答です
1位 玉子焼き(厚焼き玉子)
2位 鶏のから揚げ
3位 ウインナー(昭和30年代までは真っ赤なタコウインナーというのが多かった)
4位 エビフライ
その他 ハッシュドポテト、トマト、フライドポテト、魚のフライ、ハンバーグ、煮物
    コロッケ、カツ、きんぴらごぼうetc・・

うーん美味しそう!「野菜の煮物」と答えてくれたのは数名の60代の女性たちでした。
私も「野菜」は是非お弁当に加えて欲しいです。なぜなら・・
9/21 運動会の食事
「野菜」は是非お弁当に加えて欲しいです。なぜなら・・

生野菜や煮物は衛生面を考えると厳しいかもしれませんが・・これぞ身体のエンジンオイル。運動量が多いときこそ摂取しなければ・・。
数種類の野菜で浅漬けを作り、サラダ代わりに持たせてはいかがでしょうか。また、消化吸収を考えるなら「100%野菜ジュース」はいかがですか?
9/22 運動会の食事
アンケートでは「どんなおかずが好きでしたか」という問いかけでしたので、「果物」の名前があがってこなかったのですが、運動会こそ「果物」が大事です。
果物の糖分(果糖)は運動する人にとって素晴らしく効率のいいエネルギー源であるし、含まれるクエン酸は疲労回復に即効性があります。
デザートとして是非冷やした果物をお持ち下さい。
9/23 運動会の食事
アンケートで「どんなお弁当を作ってあげたいですか?」という項目も入れました。
1位 卵焼き
2位 鶏の唐揚げ
3位 ハンバーグ
4位 ウインナー
5位 野菜の煮物
その他 肉巻き、太巻き寿司、コロッケ(冷凍)、春巻き、シューマイ、グラッセ
    野菜の酢漬け

美味しそうですね。
何よりも彩りを一番考えるわ・・という意見が多かったです。
9/24 運動会の食事
運動会はたいてい残暑の中で行われますが(関東地方はたいがい秋に運動会です)。
皆さんにどんな飲み物を持っていくか伺ってみました。

1位 お茶・紅茶・ウーロン茶・麦茶
2位 コーヒー
その他:スポーツドリンクなど

20代の方がスポーツドリンクという回答でした。これだけスポーツ飲料がはやっている昨今、意外な答えでした。
そういう私は「ホットコーヒー」「冷たいミネラルウォーター」を持っていきます。
楽しい運動会にほっと一息のランチ。ほっとする為に暑い中でもホットコーヒーが大事なのです。
もちろん身体を冷やすのは冷たいお水ですが・・。
9/25 運動会の食事
( ^0^)_D 運動会のお弁当の思い出(60代女性)
運動会は「おいなりさんと海苔巻き」と決まっていました。母は何時も「おいなりさん」に「ごま入り」「かんぴょう刻み入り」「しいたけ入り」「しょうが入り」など具を入れて変化をつけてくれました。
海苔巻きは「花形」の海苔巻きなど見た目にも綺麗でした。
近所の友達の分までたくさん作ってくれてみんな仲良く食べたことが思い出されます。
9/26 運動会の食事
( ^0^)_D 運動会のお弁当の思い出(50代女性)
母が「海苔巻き」「いなり寿司」を重箱に入れてくれて・・おかずもいっぱいでした。
美味しかった・・。
9/27 運動会の食事
( ^0^)_D 運動会のお弁当の思い出(20代女性)
動いた後のごはんに勝る美味しさのものはないな!って思ったことです!
9/28 運動会の食事
( ^0^)_D 運動会のお弁当の思い出(60代女性)
シート(応援席)の上にお重箱に詰めたお弁当やゆで栗、柿、お茶などを広げて、それぞれ家族毎に楽しく食べたことが今でも目に浮かびます。
9/29 運動会の食事
( ^0^)_D 運動会のお弁当の思い出(30代男性)
なぜか・・他人の弁当が美味しそうに見えたなあ・・!
9/30 運動会の食事
( ^0^)_D 運動会のお弁当の思い出(40代男性)
おにぎりが小さかった!(お母さんの手のひらが小さかったので)
皆さん、様々な運動会の思い出をお持ちでした。心がキュン!となります。
さて・・
トレーニングを少しずつ行い、怪我をしないようにしてください。
また競技に出る方はアルコールなど召し上がらないようにしましょうね。児童の運動会では付き添いのアルコールは禁止になっていますが、自治会などの運動会はビールを持ち込んでいる人もいますがもってのほかです。

美味しいお弁当は一生の宝物。美味しく作ってあげましょう。美味しくいただきましょう。
凝ったものでなくてもいいじゃないですか?スポーツ栄養の理想に叶わなくてもいいじゃないですか。
ていねいに心をこめて。
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●2004.8
8/1 皆さんは既にストレッチングをご存知だと思います。
先月の7月号で「骨格筋」「骨」「関節」のお話を載せましたので、より具体的にそれらを感じ取っていただけるよう今月は「ストレッチングとストレッチングの実際」について・・をご紹介します。
8/2 「ストレッチングとストレッチングの実際」
ストレッチングとは「筋肉や腱」を意識的に伸ばすことです。なお、腱というのは筋肉が骨と付着するための(結合組織)のことです。アキレス腱は踵の骨とヒラメ筋(ふくらはぎの筋肉)をつなぐ結合組織です。明日はこのストレッチを画像で紹介します。
8/3 「ストレッチングとストレッチングの実際」
今日はこのストレッチングをやってみましょう!・・ふくらはぎとアキレス腱
1) ストレッチングの前に軽く足踏みをします。(ウォームアップします)
2) ストレッチングしましょう!
*ウォーキング程度の楽な運動でも必ずこのストレッチングを行ってからお出かけください。


ゆっくり体重を前に掛けてふくらはぎを伸ばしましょう。また、チョコン!と、しゃがんでアキレス腱も伸ばしましょう。この時、重心は真下に下ろします。
踵は真後ろに置きましょう。反動をつけずゆっくりと行いましょう。
8/4 「ストレッチングとストレッチングの実際」
筋肉は伸ばされる(意識的に伸ばす)事によってその活動をコントロールする神経系とエネルギー源を供給する末梢の循環器系を活性化することが出来ます。
簡単に言うと「これから運動しますよ!」という準備ができるわけです。
ストレッチングをするときは呼吸も大切です。鼻から息を吸い、筋肉を伸ばしながら口からゆっくり息を吐くようにしてください。
8/5 「ストレッチングとストレッチングの実際」
ストレッチングをすることによって・・
1) 心地よく運動が出来る    
2) 障害の予防になる
3) 疲労回復が円滑である    このような効果が考えられます。
8/6 「ストレッチングとストレッチングの実際」
今日はこのストレッチングをやってみましょう!鼠径部(股関節内転筋群=腿の内側)
*無理やり足首を股関節のほうに引き寄せなくても結構です。


上体はほぼ垂直に起こし、足の裏と足の裏をあわせます。ゆっくり息を吐きながら軽く前傾して股関節を内転させる筋肉を伸ばします。気持ちのよいところを見つけ反動をつけずゆっくり伸ばしましょう。
8/7 「ストレッチングとストレッチングの実際」
ストレッチングはどのくらい時間をかけて行えば効果が出るのでしょうか?どの程度疲労が回復するのでしょうか?残念ながらこういった問いに対して明確な答えはありません。
しかし確かにストレッチングは運動前の身体を快適に整え、運動後の身体を優しくいたわってくれます。それは私自身の身体がそういっています。
8/8 「ストレッチングとストレッチングの実際」
一回のポジションで数十秒・・はたまた1分時間を掛けましょうなどいろいろな提案があるようですが、それは各自の自由です。自分の身体とよく会話しながら決めてください。
ただ感じることはあまりせっかちでないほうがいいでしょう。身体が答えを出してくれるには一呼吸できる時間が最低限必要です。(概ね30秒ぐらいでいかがでしょう)
8/9 「ストレッチングとストレッチングの実際」
今日はこのストレッチングをやってみましょう!腹斜筋・下背部・臀部・外大腿部
*腰痛の人は痛みが強いときは控えたほうがいいでしょう。


上体をほぼ垂直に伸ばしてから腿の外側、お尻の外側に軽い刺激が感じられる程度にひねりましょう。ひねることが大切なのではなく、筋肉が伸ばされている感覚を感じ取ることが大切です。
8/10 「ストレッチングとストレッチングの実際」
ストレッチングの原型は「欠伸(あくび)」だそうです。欠伸の動作は「退屈・疲れなどで口を大きく開いて呼吸をすること」です。
口を大きく開けて呼吸すれば、顔・首・肩・胸などの筋肉を伸ばすことになり、眠気を覚ますことが出来ます。
これは本来無意識に行っている動作です。ということはストレッチングの本来の目的は「身体を目覚めさせること」である・・ともいえます。
8/11 「ストレッチングとストレッチングの実際」
「欠伸(あくび)」という動作から考えるとストレッチングの本来の目的は「身体を目覚めさせること」である・・ともいえます。

「欠伸」→「筋肉が伸ばされる」→「感覚神経を通して脳に伝わる」→「脳が活性化される」
このような目的(「脳が活性化される」)を果たすために意識的に行うストレッチングをウェイクアップストレッチングと呼びます。
皆さん、明日の朝、まずサイトにアクセスしてください。ウェイクアップストレッチングをご一緒しましょう!
8/12 「ストレッチングとストレッチングの実際」
今日はこのストレッチングをやってみましょう!ウェイクアップストレッチングA
*目覚めたばかりですから頑張り過ぎないようにお願いします。


まず、お尻から足の指に掛けて気持ちよく伸ばします。次に肩から手の指まで伸ばします。最後に全身を伸ばします。息を吐きながら行いましょう。なお、足がつるまで頑張ってはイケマセン。

明日の朝はウェイクアップストレッチングBをご紹介します。
8/13 「ストレッチングとストレッチングの実際」
今日はこのストレッチングをやってみましょう!ウェイクアップストレッチングB
* 目覚めたばかりですから頑張り過ぎないようにお願いします。


このストレッチングは体幹部と曲げている脚部の角度が45度くらいです。こうすれば腰が反ってしまうことがなく腰痛の方でも安心して行えます。反対の向きも行ってください。

明日はウェイクアップストレッチングCをご案内しましょう。
8/14 「ストレッチングとストレッチングの実際」
今日はこのストレッチングをやってみましょう!ウェイクアップストレッチングC


両足の裏を合わせ力を抜き、静かに深呼吸をします。鼻から吸って口からゆっくり吐きましょう。腹式呼吸です。全身リラックスして。
二度寝しないように気をつけましょう!さあ起きて起きて!今日も元気はつらつぅ?!
8/15 「ストレッチングとストレッチングの実際」 
ストレッチングをしておけば怪我をしないかというと、そんなことはありません。ただ、ストレッチングをしておけば瞬間的にかかった大きな力を分散できる準備態勢が出来上がる・・それによって怪我をしなくてすむ・・このような言い方は出来るかと思います。
8/16 「ストレッチングとストレッチングの実際」
筋肉がストレッチされる→感覚神経→運動神経→筋肉に「動いていいよ」と活動命令が出る
活動命令が出たということは活動の準備が出来たということです。
ストレッチングしたことで体温も上昇、その結果、筋や腱のコラーゲンの弾性要素が高まり身体はより動きやすくなったのです。
8/17 「ストレッチングとストレッチングの実際」
ストレッチングで筋肉や関節の柔軟性を得ることは関節動作を向上させ筋損傷の危険性を低下させることになり、しいてはパフォーマンスを向上させることになります。
例えば中高年の方が水泳で日常的に身体つくりを行っているとしたら、水泳をする為の筋肉や関節の柔軟性を高めることで怪我(障害)をおこさない・・つまり常に水泳で日常的なトレーニングが行えるわけで、年を重ねてもよりよいパフォーマンスが可能になるわけです。しかし怪我(障害)をしたらその日から水泳は出来ません。
つまり日常的な「健康な身体作りのためのトレーニング」が出来なくなるのです!!

8/18 「ストレッチングとストレッチングの実際」
今日はこのストレッチングをやってみましょう!肩・背中・腕(水泳・テニスなど)A
水泳やテニスをやるまえに是非!
1) ウォームアップします。
万歳の姿勢ですが、腕は耳の後ろまで運びます。出来ない方は耳の後ろまで腕を運ぶ気持ち(意識)を持ってください。そのあとゆっくり振り下ろし、出来る限り後ろまで。息が止まらないよう楽な呼吸で行います。数回繰り返してください。ゆっくりです。

2) ストレッチング・・肩甲骨、上腕三頭筋(二の腕)を意識しましょう。腕で肘を軽く引っ張っています。左右行ってください。

8/19 「ストレッチングとストレッチングの実際」
今日はこのストレッチングをやってみましょう!肩・背中・腕(水泳・テニスなど)B
1) ゆっくりバンザイ動作でウォームアップします。
2) ストレッチングします。



8/20 「ストレッチングとストレッチングの実際」
自動車・電車・飛行機などに乗って長時間座ったままでいると身体がムズムズして伸びをしたくなります。こんなときにもストレッチングは有効です。(リフレッシュ・ストレッチング)
8/21 「ストレッチングとストレッチングの実際」
同じ姿勢を長時間保持していると、ある部分の筋肉は弱いながらも絶えず活動を続けています。あるいは圧迫され続けるために血液の循環が阻害されます。エコノミー症候群もここから発展して起こる症状です。
そんなとき筋肉を伸ばせば筋肉内の圧力を高めることができ、血液循環がよくなり疲れもとれます。このようなときのストレッチングはリズミカルでやや短い間隔で反復するのが良いようです。
8/22 「ストレッチングとストレッチングの実際」
筋肉は伸ばされると反射的に短くなろうとします。これを筋肉の「伸展反射」といいます。
これは筋肉の中にある「筋紡錘」という筋肉の長さを感じ取る感覚器が働いて筋肉がそれ以上伸びて障害をおこさないようにする、一種の防御反応です。
8/23 「ストレッチングとストレッチングの実際」
筋肉の長さを感じ取る感覚器である筋紡錘は、筋肉の伸びだけでなく伸ばす速さにも反応します。筋肉が急激に伸ばされるとその分「伸展反射」によってより強く短縮します。
反動をつけたストレッチングは伸ばそうとした筋肉を逆に縮めてしまいますので、くれぐれもせっかちにならないようにゆっくり行ってくださいね。

8/24 「ストレッチングとストレッチングの実際」
筋肉が急激に伸ばされるとその分「伸展反射」によってより強く短縮します。
とうのが急激なストレッチングをやってはいけない理由のひとつなのですが、強く短縮するということは考え方によっては筋肉の発揮する力を高めることに利用することが出来ます。理学療法でいうところのPNF(神経筋促通法)はこういった考え方です。高齢者からアスリートまで応用出来ます。具体的には記述しませんが、使っていない筋肉を使えるようにする、筋肉の能力を高める・・そんな魔法のようなストレッチなのです。
8/25 「ストレッチングとストレッチングの実際」
PCに長い時間座ったまま、この原稿を書いています。ああ、腰が疲れた・・(。_+)
こんなときに効くストレッチングをご紹介しましょう!
腰の疲労をとるストレッチング!背部・腰部・臀部A
* 以下の順序でやってみましょう。

8/26 「ストレッチングとストレッチングの実際」
ああ、腰が疲れた・・(。_+)こんなときに効くストレッチングをご紹介しましょう!
腰の疲労をとるストレッチング!背部・腰部・臀部B
* 以下の順序でやってみましょう。

8/27 「ストレッチングとストレッチングの実際」
ああ、腰が疲れた・・(。_+)
こんなときに効くストレッチングをご紹介しましょう!
腰の疲労をとるストレッチング!背部・腰部・臀部C
* 以下の順序でやってみましょう。

8/28 「ストレッチングとストレッチングの実際」
長時間運動を続けた後には活動した筋肉を伸ばし疲労からの回復を促そうとする時があります。ヒールダウン・ストレッチングと呼んだりしますがつまりはクールダウンです。
8/29 「ストレッチングとストレッチングの実際」
ヒールダウン・ストレッチングは筋肉をゆっくり伸ばし時間は若干長めにするのが良いでしょう。のんびり行うのがコツです。アップのときが30秒なら60秒くらいかけてダウンします。
8/30 「ストレッチングとストレッチングの実際」
疲労の程度によりますがダウンのストレッチングのときマッサージを加えるとより早い回復が期待できます。
長時間運動し消費した筋線維内のグリコーゲンの補給を促進すること、更に損傷したであろう筋線維などの組織の修復を図る為に血液循環を盛んにする効果があると言われています。
8/31 「ストレッチングとストレッチングの実際」
冷房で疲れた身体には・・
1) 水分補給
2) ビタミン・たんぱく質の補給
3) 軽い運動とストレッチングと入浴とマッサージ

これに限ります。皆さん、秋に向かって体調を整えて元気に運動会に参加しましょう!
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●2004.7
7/1 HFJ2004レポート1
行ってきました。
「ヘルス&フィットネス・ジャパン2004」
今年のテーマは「考えよう健康」でした。
http://www.hfj.jp/

7/2 HFJ2004レポート2
私が過去に所属していた会社「フィットネスアポロ社」です。社長は美術大出身なので
ブースレイアウトがとっても綺麗でした。
空気圧マシーン「カイザー」をはじめ今年は濃縮酸素発生器などを出展していました。
カイザーは一回の試技で最大筋力を測れるオプションが加わり更に充実していたように思いました。http://www.fitnessapollo.jp/index.html

7/3 HFJ2004レポート3
サプリメントブースは少なく・・
拝見したのは森永製菓が持つブランド「weider(ウイダー)」です。
森永は「森永製菓健康事業部」という部署を持ち、この部署はアメリカ「ウイダー社」と提携することによりトレーニングや栄養のサポートを活躍の場としています。http://www.weider-jp.com/
7/4 HFJ2004レポート(関係ありませんが今日はアメリカの独立記念日です)
「コンビウエルネス社」のブースもありました。オフ会で出会った栄養大学の後輩の皆さんは、「コンビといったらチャイルドシート」と答えていましたが、おっしゃるとおりで赤ちゃん用品から介護用品まで充実の「コンビ」さんです。
エアロバイクの使い勝手のよさはピカイチではないかと思っています。
http://www.combi-wellness.co.jp/well/index.html
*実は私も画像を入れたいのですが、当日は撮影が禁止でした。コンビさんのURLにアクセスしていただければ当日のレポートが紹介されていますので是非御覧ください。
7/5 HFJ2004レポート
皆さんの身近にあるスポーツブランドもいくつか出展していました。
「アシックス」「ミズノ」さんのブースです。アテネオリンピックなどで目立つのはトレーニング機器ではなくて身につけるブランド。各社、シューズやウエアの開発に話題は尽きないようです。ちなみに私はフィットネスシューズをアシックス、ウエアはミズノをもっぱら愛用しています。
7/6 HFJ2004レポート
さて・・HFJ(ヘルス&フィットネス・ジャパン)をご紹介してきましたが、ここでテーマである「考えよう健康」について・・考えてみたいと思います。
正直言って「考えよう健康」のテーマで各ブースが何を考えたのか私には伝わるものがあまりありませんでした。
7/7 HFJ2004レポート
HFJ(ヘルス&フィットネス・ジャパン)2004において各ブースの営業の方が答えたのは「これからは高齢者と一次予防でしょう」でした。
え?どこにそんな打ち出しがあるの・・?体組成計・体脂肪計・軽量なウエイトスタックマシーンなどなど・・それが高齢者・一次予防なのでしょうか。
例えば各社が持つ体力測定機器・・これらのほとんどは69歳までのデータがインプットされています。
ところが・・うちの施設では69歳じゃまだまだ「若者」。70歳以上の方がたくさん運動をしに訪れています。でも・・70歳以上はデータがなく体力テストの結果は正しいのかそうでないのか推し量れません。測定をさせるべきなのかいけないのか・・。
では、この方たちの体力を推し量るには何が適切なのでしょうか。それをハード面でサポートするのが出展各社の仕事ではないか・・そう思うのです。
7/8 HFJ2004 (ヘルス&フィットネス・ジャパン)レポート
運動するのは高齢者だけでなく、一次予防を考えなくてはならない中高年、体力のありあまっている10代・20代、アスリート・・様々です。展示会は難しい展開だと思います。
何にしぼって健康を考えるのか、どこのブースもその辺がオブラートに包まれたようにぼんやりしていました。
だからどこのブースも元気がありませんでした。
「元気」・・私は昨今、「元気」を考えることが=「考えよう健康」ではないか・・
と、思います。
そんな感想を抱き有明の会場を後にしたのでした。これでレポートを終わります。
明日からは原点に戻り「身体の基礎」を書き綴りたいと思います。
7/9 身体の基礎・・骨格(土台)
身体の構造・・基礎を書いてみます。ところで全く関係ないのですが育てているバラが綺麗に咲いたので御覧ください。v(^o^ )ー~)
* 骨格とは・・骨の組み合わせのこと。骨格は200個ほどの骨で出来ています。

7/10 身体の基礎・・骨格(土台)
筋肉や皮膚のような柔らかい組織だけでは私たちは身体を支えることが出来ません。
骨格によって身体を支える必要があります。骨格のおかげで重力という大変大きな負荷の中でも生活が出来ます。
7/11 身体の基礎・・骨格(土台)
骨格筋の端は骨についています。その骨と骨をつないでいるのが関節です。関節はいわゆる「ジョイント」です。関節にはいくつかの構造があり、その構造によって骨の働きが決まってきます。例えば股関節・・これは球関節です。脚はいろいろな方向に動きます。
7/12 身体の基礎・・骨格(土台)
骨を太くし、丈夫にするにはいろいろな要因がありますが、中でも「運動」はとても大切です。運動で骨に圧迫刺激が加わることで骨の一部に電位が生じ、カルシウムの持つ電位と引き合います。結果、カルシウムが骨に沈着しやすくなるのです。いくらカルシウムをとっても、運動による圧迫刺激がないと骨は強くなりません。
7/13 身体の基礎・・骨格(土台)
骨の成長にはカルシウムが不可欠です。身体内のカルシウムの99%は骨の中に含まれています。残り1%は他の組織での代謝に関わってきます。特に筋肉の収縮に作用します。
7/14 身体の基礎・・骨格(土台)
骨そのものもカルシウムを必要としますが、身体がカルシウムを必要とするときは骨からカルシウムが供給されます。バランスを取るためのホルモンがそういった作用をおこしています。骨から失われたカルシウムは後から食事で補填します。
7/15 身体の基礎・・骨格(土台)
骨は成長するために現在の骨の基質を破壊し新しい骨へと成長します。これを「破骨」といいます。つまり骨も活発な代謝活動を営んでいるわけです。新しい骨を作ることを「造骨」といいます。破骨に対し造骨が追いつかなくなると骨は弱くなります。
7/16 身体の基礎・・骨格(土台)
(前述より)破骨に対し造骨が追いつかなくなると骨は弱くなります。
その代表的な症例が「骨粗鬆症」です。骨粗鬆症になると骨はもろくなり骨折しやすくなり、姿勢も悪くなります。また運動する人には「疲労骨折」の原因にもなります。
7/17 身体の基礎・・骨格(土台)
造骨と破骨のアンバランスは骨格を悪くしますのでそれを食事によって補わなくてはなりません。カルシウムが不足しないような食事を心がけましょう。しかし、カルシウムは大部分が排便・排尿・発汗によって失われていきます。故に効率よく体内に吸収されるような工夫が必要です。
7/18 身体の基礎・・骨格(土台)
(前述より)カルシウムは大部分が排便・排尿・発汗によって失われていきます。故に効率よく体内に吸収されるような工夫が必要です。
これにはビタミンDが効果的。コラボレートすることでカルシウムが体内で機能します。
7/19 身体の基礎・・骨格(土台)
カルシウムの吸収促進にはビタミンDが必要です。
このビタミンDは必要量の半分を食品から摂取していますが、もう半分は自己生産(活性型ビタミンD産生)しています。自己生産を促すのは「日光に当たること」です。紫外線の作用で皮膚の中のプロビタミンDが変化し、ビタミンDに変わるのです。かといって日焼けも心配です。曇った日のお散歩程度で充分効果がありますのでご安心を・・。
7/20 身体の基礎・・骨格(土台)
「運動」という骨への圧迫刺激によってカルシウムの吸着が促進され骨が強くなります。
数々の臨床実験の結果、スポーツ選手・スポーツ愛好家の骨量は若年・高齢を問わず何も運動をしていない人より多く、また高齢者に於いても運動による刺激によって骨量をある程度増加させる事が出来る事が実証されています。
7/21 身体の基礎・・骨格(土台)
骨量は下肢への荷重の大きい種目・・つまり水中より陸上運動のほうが多くなります。そして骨量と大腿四頭筋(太ももの前部)の筋力は比例します。つまりレジスタンストレーニング(負荷トレーニング)が有効なのです。
中年以降、あきらめることなく継続した運動を「コツコツ(骨骨??)と!」続けましょうね。
7/22 身体の基礎・・筋肉→骨格筋
身体の動きは筋肉の収縮によって起こされます。筋肉を肥大させ力強さや持久力を向上させる基本は、この筋肉を収縮させる「運動」が基本になります。健康な身体作りの第一歩は筋肉の収縮運動であるといってもいいでしょう。

7/23 身体の基礎・・筋肉→骨格筋
筋肉は3つの種類に分かれます。
1) 骨格筋・・身体を動かす筋肉。骨に付いている→随意筋
2) 平滑筋・・心臓以外の内臓諸器官の壁に付いている→不随意筋
3) 心筋・・・心臓の壁を作っている→不随意筋
7/24 身体の基礎・・筋肉→骨格筋
健康づくりで身体を動かすのは「骨格筋」です。人間には400種以上の骨格筋があります。
ほとんどの骨格筋は両端の「腱」によって1つ以上の関節をまたいで異なる骨にそれぞれ付着しています。
この400種類の幾通りかの組み合わせで様々なトレーニングを考えていくのです。

7/25 身体の基礎・・筋肉→骨格筋
筋肉は細長い細胞が寄り集まって出来ています。それを「筋繊維」と呼びます。
幅は0.1mm前後長さは数ミリから場所によっては数十センチに達します。
7/26 身体の基礎・・筋肉→骨格筋
筋繊維は赤味の濃い「赤筋繊維」と、赤味の薄い「白筋繊維」に分けられます。
「赤筋繊維」・・マラソンのようなタイプで持久型性格の持ち主
「白筋繊維」・・100m走のようなタイプでスプリント型性格の持ち主
どちらの種類も皆さんご自身で持ち合わせています。年齢を重ねると共に「白筋繊維」は「赤筋繊維」より早く衰えてきます。
つまり・・ダッシュなど素早い動きが出来なくなってきます。またつまずいたとき素早く体制を立て直せなくなるのでころびやすくなります。悔しい・・。
7/27 身体の基礎・・筋肉→骨格筋
ゆっくりした動作・・持久的動作を支えているのが「赤筋繊維」です。そして、この赤筋が「脂肪を燃やす」筋肉です。赤筋は脂肪を燃やした時に出るエネルギーを使って動くからです。
つまりトレーニングを持久的にプログラムしていけば「脂肪が燃える」わけです。
7/28 身体の基礎・・筋肉→骨格筋
(前述より)トレーニングを持久的にプログラムしていけば「脂肪が燃える」わけです。長い時間続けられる負荷でトレーニングをすればいいのです。
これが皆さん良くご存知の有酸素運動(エアロビクス運動)です。

7/29 身体の基礎・・筋肉→骨格筋
さて、筋肉には「縮む」動きはありますが自発的に「伸びる」ということはありません。
また筋肉の動きを「筋収縮」といいます。
7/30 身体の基礎・・筋肉→骨格筋
トレーニングを続けると筋肉が太くなります。筋力も上がります。筋持久力もあがります。筋肉が太くなるのは筋繊維が太くなるからです。筋繊維の数が増えるからではありません。
7/31 身体の基礎・・筋肉→骨格筋
筋肉はたくさんの筋繊維から構成されていますが、その全部を使っているわけではないようです。中には休んでいる筋肉もあります。その休んでいる筋肉をトレーニングによって筋収縮に参加する筋肉に仕上げていくとより効果的なトレーニングが展開できます。
その為には継続したトレーニングが不可欠です。休養と栄養と負荷(レジスタンス)トレーニング・・この3つをどう組むか。組み方で身体作りの方向が決まります。
皆さん健康な身体作りに向けて頑張りましょう!
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●2004.6
6/1 生活習慣病とはいったいなんでしょう
良くない生活習慣が続くことにより肥満・高血圧・糖尿病などになってしまいますが、痛みなどの症状が無いため無自覚のまま発症・進行することが多く、放置すれば重篤な症状と生活の質の低下を招く・・このような疾病を総じて「生活習慣病」といいます。
今月は前半を保健師の指導媒体から抜粋して生活習慣病についてメールを書いてみます。
後半は「肥満」について書いてみます。お楽しみに。
6/2 生活習慣病予防の健康づくり・保健指導編
日本人の平均寿命 男性77.6歳 女性84.3歳
    健康寿命は?男性71.9歳 女性77.2歳
*女性も男性も6年間ぐらいは疾病と向かい合うことになるようです。
6/3 生活習慣病予防の健康づくり・保健指導編
死因からみた死亡率 第一位 がん
          第二位 心臓病
          第三位 脳卒中
*欧米化した食生活・運動不足と深いかかわりがありますね。
6/4 生活習慣病予防の健康づくり・保健指導編
臓器別癌の推移 胃がん・・横ばい
肺がん・肝臓癌・大腸がん・・上昇傾向
6/5 生活習慣病予防の健康づくり・保健指導編
糖尿病患者は全国で690万人・・潜在患者は1370万人にも上ります。
40歳以上では4〜5人に1人が糖尿病と言われています。
*日本人口の1割が糖尿病!?由々しき事実です。
6/6 生活習慣病予防の健康づくり・保健指導編
《糖尿病を放置することで起きてくる合併症》
糖尿病性網膜症(失明):1万人/年
腎臓障害(人工透析):1万人以上/年
神経障害(壊死):下肢の切断1万人/年
脳血管疾患(心筋梗塞):死亡

*なんて怖いのでしょう・・!放置してはいけません。積極的な治療と予防をしましょう
6/7 生活習慣病予防の健康づくり・保健指導編
「死の四重奏」という言葉があります。
1) 上体肥満(リンゴ型肥満) 2)高血圧 3)高脂血症(高中性脂肪血症) 4)糖尿病
*この4つの条件がそろうと心筋梗塞などの心臓病で亡くなる危険が明らかに高まるというものです。ウエスト周りがきつくなったら健診に行きましょう
6/8 生活習慣病予防の健康づくり・保健指導編
《健康づくり》の基礎となるもの
1) 栄養 2)運動 3)栄養 4)適正飲酒 5)タバコは吸わない 6)ストレスの解消
概ね《健康づくり》の基本方針となると以上の6項目が挙げられるようです。
6/9 生活習慣病予防の健康づくり・保健指導編
《健康づくり》の基礎となるもの
1) 栄養 2)運動 3)休養 4)適正飲酒 5)タバコは吸わない 6)ストレスの解消

☆ 栄養☆
人間は食物摂取で生命を維持し活動をしています。偏った食べ方をしていると健康をそこねます。
1) 1日トータルで栄養バランスを調整せず、朝・昼・夕飯と均等に摂取することが大事。
2) 先手必勝・後手必敗・・朝の食事が一番大事
3) 無理なダイエットは筋肉・骨量を減らし更に基礎代謝を低下させリバウンドしやすい身体を作ってしまう
*この指導は保健指導ですが、ワタシテキニハ「朝の食事が一番大事!」と言い切れないところがあります。確かにその通りですが朝食には朝食の持つ役割が、ランチにはランチの持つ大切な役割があるとおもいます。どの食事をおろそかにしても、十分な栄養がとれません。

栄養は心も身体も作ります。エネルギー・新陳代謝・心の代謝・自己免疫力を上げ生活習慣病を防ぎましょう!
6/10 生活習慣病予防の健康づくり・保健指導編
《健康づくり》の基礎となるもの
1) 栄養 2)運動 3)休養 4)適正飲酒 5)タバコは吸わない 6)ストレスの解消

☆運動☆
「食べたら動く」が原則。
筋肉は使わないと退化します。上半身に比べて下半身は3倍早く衰えます。
1日200〜300kcalの運動を週3〜4回行いましょう。
運動不足を感じている人は1日2000歩増やす努力をしましょう。
6/11 生活習慣病予防の健康づくり・保健指導編
《健康づくり》の基礎となるもの
1) 栄養 2)運動 3)休養 4)適正飲酒 5)タバコは吸わない 6)ストレスの解消

☆ 休養☆
早寝・早起きが原則。夜10時から11時は脳の疲れが一番取れる睡眠時間帯。また、眠ることで成長ホルモンが作られます。成長ホルモンは自律神経を安定させ、免疫力を高めます。なお、寝る時には小腹が空いているほうが好ましいです。満腹のまま寝ると内臓は食べた分の分解処理に当たらなければならず休養がとれません。

* 唯一私が出来ないのが「たっぷりの睡眠」です。忙しくて睡眠時間が思うようにとれません。長いこと少ない睡眠時間で過ごしているため不快な症状はありませんが、きっと将来に差し支えますね。気をつけたいと思います。
6/12 生活習慣病予防の健康づくり・保健指導編
《健康づくり》の基礎となるもの
1) 栄養 2)運動 3)休養 4)適正飲酒 5)タバコは吸わない 6)ストレスの解消

☆ アルコール☆
黄色人種には「飲める体質」と「飲めない体質」があります。約4割が「飲めない体質」です。
適正飲料(一晩で分解処理できる量)と週2日の休肝日が望ましいでしょう。
適正飲料は・・日本酒なら1合、ビールなら500cc、ウイスキーWなら1杯、焼酎なら3分の2合、ワインなら200ccぐらいです。
6/13 生活習慣病予防の健康づくり・保健指導編
《健康づくり》の基礎となるもの
1) 栄養 2)運動 3)休養 4)適正飲酒 5)タバコは吸わない 6)ストレスの解消

☆ タバコ☆
百害あって一利なし!
* って・・いったい何がいけないのでしょうか?
4000種以上の化学成分が確認されており、そのうち20種類は有害物質です。なかでも発がん性物質は40種類以上もあります。副流煙は、さらにその2〜46倍の有害物質を含んでいます。
◎ 次の病気のある人は必ず禁煙をしましょう
1糖尿病 2喘息 3慢性気管支炎 4胃・十二指腸潰瘍 5高血圧
6脳梗塞 7狭心症 8心筋梗塞

* 聞いた話では喫煙した後は1時間に渡り、この副流煙を周りに呼吸として吐き続けているそうです。
6/14 生活習慣病予防の健康づくり・保健指導編
《健康づくり》の基礎となるもの
1) 栄養 2)運動 3)休養 4)適正飲酒 5)タバコは吸わない 6)ストレスの解消

☆ ストレス解消 ☆
ストレスは敵にしないで味方につける!
「ストレスは人間が活動する時のエネルギー源である」ともいわれています。
* 前向きなストレスなら確かにそうですね。自分が一歩前にすすむためのストレスは踏み台だと思って突き進みましょう。でもその逆の時はなんとしてでもストレスを排除しましょう。どちらも勇気と体力とタイミングが必要です。必ず希望ある未来が待っています。


黄金週間に、江ノ島の岩屋でマリチャン(右)と遊びました。楽しかった!
6/15 生活習慣病のもと「肥満」を考える!
日本では女性がスリム化する一方で男性は肥満傾向がすすんでいる・・平成10年の国民栄養調査の発表です。特に30〜40代の男性肥満が増えています。
私が現場で生徒さんの身体を測定すると、最近はそれだけではないのではと思うようになりました。確かに女性の「やせ願望」は強いのですが・・女性に「リンゴ型肥満」が増えているように思います。
6/16 生活習慣病のもと「肥満」を考える!
日本では女性がスリム化する一方で男性は肥満傾向がすすんでいる・・平成10年の国民栄養調査の発表です。特に30〜40代の男性肥満が増えています。
私が現場で生徒さんの身体を測定すると、最近はそれだけではないのではと思うようになりました。確かに女性の「やせ願望」は強いのですが・・女性に「リンゴ型肥満」が増えているように思います。
6/17 生活習慣病のもと「肥満」を考える!
肥満とは単に体重が重いことではなく身体に脂肪が過剰に蓄積した状態のことを指します。
なぜ肥満になるか、どんな生活習慣が肥満につながりやすいのか、どんな太り方が生活習慣病と関係が深いのかを考えなくてはなりません。
6/18 生活習慣病のもと「肥満」を考える!
長い間の飢餓状態を生きてきた人類の遺伝子は生き残っていくため「飢餓を乗り越える」→「蓄える能力が必要」そんな状況に適応してきました。いまや飢餓状態ではなく飽食の時代。遺伝子はそんなに急に情報を交換できません。蓄える能力と食生活のバランスが崩れ人類は「肥満」をはじめたようです。
6/19 生活習慣病のもと「肥満」を考える!
「肥満体」は遺伝する??・・いえ、遺伝するのは「体脂肪を蓄える能力」が遺伝するらしいのです。人よりもたくさん体脂肪を蓄えられる能力というのは「飢餓状態」を乗り越え生き残るのにもっとも優れた能力です。そういった「すぐれた能力」を持っている人が「飽食の環境」に浸かってしまったら才能が開花しすぎます。つまり必要以上にりっぱな肥満体になってしまうのです。
6/20 生活習慣病のもと「肥満」を考える!
肥満は「遺伝と環境」の両方の要因が関与しています。その割合は遺伝が3〜4割、環境が6〜7割程度といわれています。
後天的な要因が強いわけです。
6/21 生活習慣病のもと「肥満」を考える!

肥満要因チェック!
1. 両親あるいはそのいずれかが太っている 2点
2. 幼児期や子供の頃に太っていた     2点
3. 歩くことが少ない。車をよく利用する  1点
4. 日常的に運動を行っていない      1点
5. 脂っこいものや油を使った料理が好き  1点
6. お菓子やジュースなど甘いものを毎日とる1点
7. 毎日お酒を飲む            1点
8. 早食い・ドカ食い・ながら食いが多い  1点
9. 夜食または間食をすることが多い    1点
10. 飲む・食べることでストレスを発散する 1点
* 太りやすい要因が・・
0から4点:今のところ少ない
5から8点:やや多い
9から12点:とても多い
あなたの合計は       点


☆江ノ島 「油屋」さんのあんみつ☆
6/22 生活習慣病のもと「肥満」を考える!
「肥満遺伝子」という名前の遺伝子はobマウスというネズミから発見されました。「肥満関与遺伝子」と呼ぶべきかもしれません。
この遺伝子の働きは
1. 体重が増える(体脂肪が付きすぎる)と脂肪細胞から「レプチン」というホルモンを分泌させる
2. レプチンは脳の満腹中枢を刺激して食欲を低下させ交感神経を介して消費エネルギーを増やす
3. 食欲の低下で摂取エネルギーが減り消費エネルギーが増えた結果体重は減り元に戻る。

ところがこの遺伝子に異常があるといくら食べてもレプチンが分泌されないため食欲にブレーキがかからず食べ続けてどんどん太ってしまうことがわかりました(マウス実験)。
人間にもこのob遺伝子があることがわかりましたがこれだけで太るメカニズムが解明されたわけではありません。今言えることは「考えて食べる」事以外に無いようです。
6/23 生活習慣病のもと「肥満」を考える!
肥満の中でも内臓の周りに脂肪の沈着が著しい上体肥満(内蔵脂肪型肥満)は生活習慣病の発症と密接なつながりを持っています。1999年の日本肥満学会において腹囲が男性で85cm、女性で90cmを超えると内蔵脂肪型肥満が強く疑われるというデータが発表されました。あなたはどうですか?
6/24 生活習慣病のもと「肥満」を考える!
肥満判定用のものさしはBMI(Body Mass Index)という体格指数です。

BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

BMI22前後の人がもっとも病気になりにくいようです。
あなたはどうですか?
詳しくは「ラボ」のコーナーを御覧ください。http://www.nsc2000.org/health/bmi.html
6/25 生活習慣病のもと「肥満」を考える!
BMIから「肥満」と判定されるのはBMI25以上。その7から8割が体脂肪も多い「肥満体」であることが多いようです。でも、体重は多くてもアスリートは筋肉が多く「肥満体」ではありません。肥満はその中味が問題です。
6/26 生活習慣病のもと「肥満」を考える!
以前もこのコーナーで書きましたが、体重が減る時は筋肉も一緒に減ります。トレーニングメニューと食事のメニューをよっぽど工夫しない限り減ってしまいます。
ところがリバウンドするときは体脂肪しか増えないのです。筋肉は増えていきません。
6/27 生活習慣病のもと「肥満」を考える!
中高年になると若い頃より運動しなければ筋肉が減るのが普通ですが、それでも若い頃と体重が変わらない・・とすれば筋肉が落ちた分、体脂肪が増えて・・つまり体重は変わらないのに体脂肪は増加しています。
6/28 生活習慣病のもと「肥満」を考える!
健康で活動的な毎日を送るための能力を「身体活動能力」といいます。最近の研究で太っていても身体活動能力が高い人は、標準体重前後でも身体活動能力の低い人に比べて死亡率が低いという研究結果が発表されました。
私の周りでも小太りでも活発な毎日を過ごされている方は何の疾病ももっていません。
痩せていても太っていても大事なことは「身体活動能力」ではないでしょうか?
6/29 生活習慣病のもと「肥満」を考える!
自分自身の理想体重をベストウエイトといいます。「自分自身がまず健康であり、そしてもっとも活発に活動できる体重」と考えてください。
あなたは何キログラムがベストウエイトですか?
6/30 生活習慣病のもと「肥満」を考える!
私は現場で毎日たくさんの人の体力測定・トレーニング・体組成のチェックを行っています。身体は動かなければどんどん動けない身体になっていきます。太る・痩せるということでなく「動けない体」になっていきます。動く分だけ食べて動かない時はそんなに食べない・・難しいですがこれは人間として考えなくてはならないことです。
皆さん、頑張りましょう。
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●2004.5
5/1 運動による身体作りは基本ですが、栄養や精神面も同様に取り組みが必要です。
たんぱく質を摂取したら筋肉運動を加える事で「栄養」という役割が完結するように栄養と運動は切っても切り離せないものです。
5/2 「一次予防」がこのサイトでもテーマのひとつになっていますね。一次予防とは
1) 医師から生活習慣病予防に運動を勧められた
2) 健康診断の結果「軽度異常」「要経過観察」等の状態にあると判定された
3) 普段から頭痛や腰痛などに悩んでいる(不定愁訴)
4) 医師から生活習慣病に関する療養計画書を受けた

このあたりを取り組みとしています。
5/3 「一次予防」に関わるスタッフは
1) 医師
2) 保健師
3) 管理栄養士・栄養士
4) 健康運動指導士・実践運動指導者

この他に臨床検査技師・調理師・PT・OT・介護福祉士なども加わってくると思っています。
5/4 「一次予防」に関わって2年になりますが「運動」というのは疾病が発症してからではそう簡単に出来ないものなので、そういった意味では個人的には20年ぐらい「一次予防指導」をやっていることになります。しかし「臨床」が表立って取り沙汰されているのはここ数年でしょう。
「アクティブ80ヘルスプラン」から「健康日本21」このようなテーマが厚生労働省から提案されていました。
5/5 保健師による健診事後指導の継続回数(継年回数)が多い患者さんほど要医療移行率は低下しており、いかにフォローアップが大事かを実感させられます。特に高脂血症・高血圧・糖代謝の改善が顕著です。
健診による医師からの指示は大切ですが、それをどれだけフォローしていくかが生活習慣の改善のポイントです。
5/6 事後指導回数0回の方と5回の方では・・
食事時間・食事回数・偏食・味付け・間食・外食・飲酒・喫煙・ストレス・運動の9項目全てにおいて事後指導回数5回の方のほうが望ましい生活習慣となっています。
5/7 「一次予防」指導を経験して思うことは「広く深く」の知識を「深く簡単に」伝えることの大切さです。患者さんは前記したように「継続とその都度の事後相談」が大事なので続けていただくことが一番大切です。何回も相談に来てもらえるような配慮が必要ですね。
5/8 食事時間・食事回数・偏食・味付け・間食・外食・飲酒の改善・・これは保健師の役割による生活改善指導でもありますが、本家本元は栄養士の仕事ですね。
運動習慣の改善・・これは運動指導士でしょう。
喫煙とストレスは保健師はサンプリングをたくさん持っているしスモーカーライザーなど使用し具体的な指導が上手だと思いました。
飲酒もアルコール分解酵素の有無をパッチテストで的確に指導してくれるのでわかりやすく患者さんのつかみもいい感じです。
5/9 健康運動指導士という資格があります。
私の経験では運動指導に具体的にかかわっている人は資格を生かしていくことができますが、そうでない方には資格取得及び資格を生かすのがちょっと大変かなと感じています。
でも、運動とは何か・・を知っておくことが大事なのでそういった意味では有効です。反対に運動指導士が管理栄養士を取得する・・これもかなり難儀ですね。
5/10 一次予防は「広く浅く」でなく「広く深くを簡単に継続的に伝える指導」が大切であると考えます。
具体策として挙げられるのがなんといっても「減量」です。
痩せていても中性脂肪値が高い方もたくさんいるし総コレステロールが高い痩せている若い人もたくさんいますが、まず9割は「減量」が必要です。
5/11 「減量」で一次予防に取り組む・・前に「減量」を考えるときのひとつのサンプルをご用意しました。某施設で現役栄養士にこんな出題があったそうです。

課題;
年齢30歳、身長170cm、体重85kg、生活活動強度2の男性を食事で1ヶ月3kg減量させる為の、エネルギーとたんぱくの指示量を計算しなさい

皆さんはこれをどうお考えになりますか?
5/12 前日の毎日メールから・・
某施設で現役栄養士さんにこんな出題があったそうです。

課題;
年齢30歳、身長170cm、体重85kg、生活活動強度2の男性を食事で1ヶ月3kg減量させる為の、エネルギーとたんぱくの指示量を計算しなさい

減量と一言でいいますがこれは相当無理難題がありますね。主催側の試験などで「数字としての解答」が必要だったのでしょう。
BMI29の肥満者は珍しくなく現場でも指導を何度も実施していますが、私なら皮下脂肪率を計測して参考値とし同時にエネルギー所要量を算出しこれも参考にします。もっと大事なのがこの男性が1日どのくらいカロリーを摂っているか・・これがわからないと算出できません。
5/13 前日の毎日メールから・・
某施設で現役栄養士さんにこんな出題があったそうです。

課題;
年齢30歳、身長170cm、体重85kg、生活活動強度2の男性を食事で1ヶ月3kg減量させる為の、エネルギーとたんぱくの指示量を計算しなさい

減量計画の場合
1. 皮下脂肪率・筋肉の組成
2. エネルギー所要量 
3. 1日の総摂取エネルギー量・・・を考えなくてはなりませんが、
ともかくこういった場合は単純に−3kgの皮下脂肪を減量する・・というように考えます。
実際、脂肪の燃焼と共にたんぱく質も分解をはじめますので、トレーニングのメニューも上手に組んであげないと筋肉も落ちていきます。
運動して筋肉をつけながら脂肪を落とす・・と簡単に言いますが、トレーニングの組み方によっては減量しながら筋量を増やすのは難しいことなのです。
5/14 前日の毎日メールから・・
某施設で現役栄養士さんにこんな出題があったそうです。

課題;
年齢30歳、身長170cm、体重85kg、生活活動強度2の男性を食事で1ヶ月3kg減量させる為の、エネルギーとたんぱくの指示量を計算しなさい

減量計画の場合
1.皮下脂肪率・筋肉の組成
2.エネルギー所要量 
3.1日の総摂取エネルギー量・・・を考えなくてはなりませんが、
ともかくこういった場合は単純に−3kgの皮下脂肪を減量する・・というように考えます。

困ったのが現在の総摂取量です。指示が無いのでエネルギー所要量=1日の総摂取エネルギー量と考えるしかないでしょう。
この男性のエネルギー所要量=1日の総摂取エネルギー量は・・
基礎代謝基準値×体重×生活活動指数から算出すると2840kcalです。
落とす脂肪3kgの熱量は27000kcal。一ヶ月30日ですから日割りすると1日900kcal、重量に換算すると1日100gの減量です。(脂質=1g=9kcak)
したがって2840−900=1940kcal/日   これがエネルギー指示量です。
たんぱく質量は成分表ではP:F:C比12〜15%のですから仮に12%だとして・・
1940kcal×0.12=232kcal
232kcal÷4kcal(たんぱく質=1g=4kcal)=58.2g これがたんぱく質の指示量です。
5/15 一次予防を考える上で取り組む第一は「減量」の指導です。ほとんどの方が減量を希望し、減量が必要です。
先述しましたが、運動をしない減量は主に除脂肪(LBM)の減量です。かといって運動したから筋肉が容易に増やせ、脂肪だけが落ちるかというとそうでもなく、トレーニングメニューを余程上手に組まないとやはり脂肪と共に筋肉も落ちます。たんぱく質も熱量素ですから炭水化物摂取と負荷トレーニング・有酸素運動の組み方によっては熱量として消費されてしまうのです。でも、患者さんにとって魅力的なのは往々にしてそんな体組成のことより「体重が落ちる」事なのです。
5/16 体組成(筋肉や脂肪の付き方)云々は理屈がわかってくると減量に深みが出る・・というのでしょうか(笑)。そんな理屈よりとにかく「体重が落ちた」喜びは患者さんにとって生活習慣改善の一歩前進のモチベーションになります。
だから運動指導は大切ですが、初めに大事なのは「食事指導」があってこそなのです。
とにかく食事を正しくすれば減量できます。
「バランスよく食べましょう。」ここからスタートです。私は「食事習慣を改善しないと基本的な改善にはなりません!」と申し上げています。
5/17 一次予防を実行するうえでまず大切なのが「食事の見直し」でありますが、指導の際、生徒さんが口を揃えて言うことは「バランスよく食べているのよね」です。
だから何で太るのか、コレステロール値が上がるのか理解できないとおっしゃいます。
でも皆さんの言う「バランスよく」は都合のいい「バランスよく」になっていることがほとんどです。
5/18 一時予防指導の際、生徒さんが言う「バランスよく」はこんな感じです。
「納豆やお豆腐食べているでしょう、お野菜もたくさんとっているし、お肉はほとんど食べないでお魚ばかり食べるようにしているのね。ご飯はお茶碗一杯だけ。」
なるほど、本当にバランスが良さそうです。しかし食事記録を取っていただき分析するとほとんどの生徒さんが「バランスはいいけど食べすぎ」の状態です。
5/19 「バランスはいいけど食べすぎ」の方が多い・・というのが一次予防指導をしていて感じることです。メディアなどを通じて皆さんかなり食事に関心を持っていますので昔のようにビタミンが足りないというようなことはあまりありません。むしろ摂りすぎです。
5/20 食事分析をしてみると昔のようにビタミンやカルシウムが不足していることは少なくなりました。皆さん品目数多く分量もたくさん食べているからです。そこまで胃を大きくすると満腹感を得るため更なる食べすぎが続き、次第に肥満してきます。
5/21 バランスが良くても食べ過ぎていると次第に肥満します。
お腹が空いている時は血糖値が下がることによって摂食中枢が刺激され「食べたい」気持ちが更に大きくなります。反対に食事をとると血糖値が上がり満腹中枢が刺激され食欲が抑えられます。この機能が何らかの理由で乱れてくると「満腹を感じるまでの血糖値そのものが上昇」し、満腹になる為の食事分量が増えてしまいます。つまり太るのです。
5/22 ある程度太ってくると血糖値を下げるためのインシュリンの作用が落ちます。それでは困るので血糖値を正常に保つためたくさんのインシュリンが分泌されます。しかしインシュリンは摂食中枢を刺激する作用があるので、ますます食欲は増し過食になり・・つまり太るのです。悪循環です。
5/23 「バランスは良くても食べすぎ」の人がとても多く、なかなか痩せない・・それどころかますます太るのは以下のような事ではないかと思います。

摂食分量そのものが多く胃が拡大→なかなか満足しない満腹感→摂食・満腹中枢を刺激する機能の乱れ→インシュリン分泌作用の乱れ→過食→肥満

つまりバランスはいいのですから全体の分量を減らせばこの悪循環から立ち直れるのです。
5/24 一次予防指導の際「バランスが良く、しかもほどよい腹八分目の摂食分量の食事」を指導することが常々ですが、いつもたくさん食べていた人に「腹八分目の摂食分量」とは厳しいお達しです。
そこで「運動」という習慣というか課題を設けることでなんとかその苦しさを乗り切っていただこう・・生理的な理屈も大事ですが「運動」は精神的にも大きな影響を与えます。
5/25 「運動」は精神的な要素がとても強いと思います。動くことが苦手な人にも「楽しさ」を味わっていただき継続してもらう。その結果が減量に反映してくると徐々に習慣化してきます。適切な運動プログラムはもちろんのこと、「楽しさ」をどれだけ味わっていただけるか・・私がいつも心がけていることです。
5/26 「運動」は健康でないと思うように取り組めないのが難しいところです。糖代謝を改善しましょうといっても膝や腰が痛ければ出来ないでしょう。
一次予防対象者は幅が広く、こればかりは臨床ではなく解剖学的な見解に基づき対策を考えなくてはなりません。
5/27 一次予防対象者に医者は「運動しなくてはダメですよ。膝が痛いなら水中運動をしなさい。」とさらっと指導しますが、水中運動さえも痛みを増長させる場合がたくさんあるのです。それに高齢者は水に入ることに抵抗を感じる方がたくさんいます。こういった課題をクリアしてあげることも大切な指導の1つではないでしょうか。
5/28